Dr.石川先生の投稿より、
バッチフラワーエッセンスの
バッチ博士の腸内細菌について
書いてくださってます。
必要な方に届けたい💚💖💛💙
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「自然療法による回復を求めて」
第五章:感情と腸内細菌の関係。
ここで、「本能」あるいは「臓器の働き」と、表面意識(エゴ)との間に分裂がある時、どうして「感情の乱れ」や「極端な感情」が、そしてついには「病」が生じるのかについて、腸内細菌を中心に据えて説明します。
(1)エドワード・バッチ博士の軌跡。
バッチフラワーレメディを作り上げたエドワード・バッチ博士は、詳細な人間観察により、フラワーレメディを見いだす直前の時期までに、人の腸内細菌の培養研究から、「7つの感情反応のパターン」と「腸内細菌で優位を占める7つの細菌群グループ」に相関関係があることを見いだし、これらの腸内細菌の増殖に関連した「腸内毒血症」を改善するワクチンを作りました。当初は注射ワクチンでしたが、バッチ博士は、王立ロンドンホメオパシー病院に転職した後に、ホメオパシーの理論と製薬方法を深く理解し、最終的には、ホメオパシー薬として「バッチのセブンノゾ」と呼ばれることになった7つのホメオパシーレメディを作りました。このような研究生活の後に、バッチ博士はポテンタイズと呼ばれる振盪希釈手段を用いない、さらに自然な方法で、誰もが自分で作り用いる事が出来る治療薬の完成を求めてロンドンを離れ、およそ10年の歳月を費やしてバッチフラワーレメディのシステムを完成しました。この歴史的な事実を以前から知っていた私は、バッチフラワーレメディの使用を開始した直後から、腸内細菌を整える整腸剤による治療や食事療法が、人の感情的な葛藤を解消し、肉体的、精神的な疾患を回復に導く事に気づいていました。その立場から探求を続けてたどり着いた「腸内細菌叢と感情、疾患発生の関係性」について以下に簡単な説明を試みます。(2)血液の汚れを産む「腸内毒血症」と感情。
① これは中国医学に引き継がれた叡智ですが、人間には五臓六腑に分類される臓器があり、心臓が喜び、肺臓が悲しみ、肝臓が怒り、脾臓が思い、腎臓が恐怖に関係しています。(それぞれの臓器の活動が感情を引き起こすと同時に、それぞれの臓器でそれらの感情が処理分解されます。)
② 五臓六腑の働きは、「気血水のバランス」により保たれ調整されますが、「気血水のバランス」は、個々人の腸内細菌の状態によって調整されています。さらに、東洋医学では「万病一元、血液の汚れから生ず」と言われており、仮に、「千島学説」(腸管造血説) が真実であるとすれば、食べた物は腸管内で分解され、腸管絨毛で直接赤血球に変化する訳ですから、腸内環境の乱れ、つまり腸内細菌叢の乱れが生じれば、結果として血液の質そのものが低下し、十分な気の流れを維持する事も出来ず、瘀血と呼ばれる血液循環の乱れと血液の濁りが生じて、結果として五臓の働きも乱れ、その五臓の機能障害が、私達の表面意識には、「感情の乱れ」として感じられる事になります。(3)生活習慣の乱れと背景にあるエゴの恐怖。
③ 人間の精神と肉体の健康維持のために極めて深刻な影響を及ぼす「腸内細菌叢の乱れ」(腸内毒血症)は「不適切な食事」、「運動不足(血流不足と低体温)」、「睡眠不足(交感神経緊張)」、「排泄不足(腸内毒血症)」により引き起こされます。「食事、運動、睡眠、排泄」という生物としての基本的なサイクルとバランスの乱れが腸内細菌叢の乱れを引き起こしているのです。
④ そして、この「食事、運動、睡眠、排泄」の乱れは、そもそも本能(潜在意識、自律神経を司る意識)と解離した「表面意識(エゴ)とその恐怖心」が生活の主導権を握ってしまっているために、つまり、予期不安や恐怖により、感情や本能に従った生活が出来なくなった為に生じています。私達の生活におけるこの傾向は、知識や情報が偏重されるようになったルネッサンス期以後、特に顕著となってきました。日本においては、明治期以後の教育システムの西洋化にともない、この傾向が明瞭化し、第二次世界大戦での敗戦から今日に至るまで、加速度的に、非人間的とも呼べる生活環境が出現しています。その結末が、現在日本の国民総医療費40兆円という異常な事態なのです。(4)感情を癒すことによる回復。
ここに述べた①、②、③、④のプロセスが理解されれば、私達の表面意識(エゴ)とその「恐怖」が人生の主導権を握っている状態から離れる事、つまり「恐怖」に由来する責任の放棄から「喜び」と「自己確信(自分への信頼)」に基づく、自己責任の回復に至り、「自己」の本性に従い、魂の声である「自分の感情」に耳を傾け、ネガティブな感情を癒すことこそが、その人らしい生き方(食事、運動、睡眠、排泄のバランスされた状態)を可能にし、腸内細菌叢を整え、五臓の機能と協調状態を回復し、健康を取り戻す道になると理解出来ます。この回復の道を歩み始めるための最も重要なメッセージこそが、私達が「感情」として知っている「魂の声」なのです。
ルネッサンス期以後、人間は「主知主義」に汚染され、「身体と意識」、「ハイヤーセルフと表面意識」を結ぶ要である「感情」を抑圧して生きるライフ・スタイルを作り上げて来ました。そして、その事が、現代の経済優先の生活様式を産み、失敗や貧困への恐怖心が人々を圧倒するようになり、「臓器の声」であり、魂の呼び声でもある「感情」を無視する生き方に、人々を巻き込んでしまったのです。
もし一人一人の患者さんが、自分の感情に、自分の本能的な欲求に、十分な注意を払い、自分の中に感じられる怒り、喜び、憂い、悲しみ、恐怖などを尊重し、否定的な感情が生じる状況を避け、またこれを克服し、喜び、平和、幸せを感じることの出来る選択をひたすら選び続けるなら、そもそも人が回復困難な病に至ることはないのです。
花薬房は高砂・姫路より ホメオパシー・フラワーエッセンスをお届けいたします。
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